日本の離島を旅しよう。

【フェリーよなくに】揺れると噂のフェリーよなくに、リベンジ乗船記


与那国3日目の朝。

今日は与那国島を出て石垣島へ向かい、最終的に波照間島までたどり着く予定だ。

宿のチェックアウトを済ませ、久部良港へ。

フェリーよなくに。
週に2便が運航され、石垣島と与那国島を繋ぐ船である。

2014年に就航した比較的新しい船で、外から見てもかなりきれいだ。

このフェリーよなくには、航路の性質上かなり揺れる船として評判である。
事前に調べた情報も、その過酷な船旅を裏付けるものが多数だった。

個人的には、半年前に乗る寸前で事情によって急遽帰宅を強いられた、無念の船でもあった。今回リベンジがかなってかなり嬉しい。

その際に自分を置いて乗船した友人も、「これに乗った後ならもうどの船も怖くない」と語る。

楽しみながら、少し怖くもある。

福山海運の事務所で乗船券を買い、乗船する。
学割適用で片道2,890円。

シンプルな青と白の船体がカッコいい。

ホームページには「出航30分前までにチケットを購入してください」とあったため、早めに乗船券を購入した。

出航まではまだ少し時間がある。

今日の天候は非常に穏やかだ。

前回乗り損ねたときはかなり海が荒れていたから、友人が経験した船旅よりはかなりマシであることが予想される。

乗船記と意気込んだわりに、船内の写真を全然撮っていなかった。

いつも甲板と海の写真ばかり撮ってしまう。
潮風に吹かれ果てて、船内ではもう撮る元気がなくなっているというルーティン。

フェリーよなくには乗船券による船室の区分はなく、自由席となっている。

そしてなんと、洋室には2段ベッド完備!
この設備が無料で使えるのだから船の設備としてはかなり上等だ。

先にベッドを確保して、甲板へ戻る。

船が動き出す。


ゆっくり方向を変え、久部良港を出ていくフェリーよなくに。

与那国の海は青い、という印象がある。

いわゆる南国らしいサンゴ礁の島とは違った、深い海の青。
勝手なイメージかもしれないが、与那国の海はどこか力強い、というのが3日間の滞在を通して感じたことだった。

白波を立てて船は進む。

港から離れるにつれ、少しずつ揺れが増していく。
まだ大丈夫だけど、危うい予感がしてきた。

与那国島から石垣島までは約4時間。
それなりの時間の船旅だ。

与那国と石垣を繋ぐ交通手段は飛行機とフェリーの2種類があるが、どちらも乗ってみるのが面白い。

行きは飛行機を使ったが、空の上から八重山の島々が見えるのはとても楽しい体験だった。

でもやっぱり、個人的には船が好きだなあと思う。

海に囲まれた離島に渡る、ということを実感的に味わえるのが船のいいところだ。時間がかかるのも豊かさに思える。

ただ海を見るだけ。
それだけで楽しくて、落ち着く。

そんなふうに甲板でぼーっと外を眺めている乗客たちには、いつも勝手に仲間意識を覚えている。

出港してしばらく経った。
揺れも強くなってきたから、船室に戻る。

船酔いを防ぐには、経験上横になるのが一番だ。





いつの間にか眠ってしまっていた。

時間を見ると、もう少しで石垣港に着く時間になっていた。
正直、まあまあ快適な船旅だった。

やはり天候に恵まれたんだろう。
多少の揺れは感じたが、むしろ快眠を演出してくれた。

海が荒れて大変な時は、乗客に黒い袋が配られるという(友人談)。
それもなかったし、やはり今回は当たりの航海だったんだろう。

もし次乗る機会があれば、その時は時化た海に挑戦できるといいな。
おそらく後悔するだろうけど。

石垣島に来るのは半年ぶりだ。
やはり都会度が半端じゃない。すごい。

タラップが架けられる。

長いようで短かった4時間の船旅もこれにて終了。
リベンジを果たすことができてよかった。満足だ。

ちなみに石垣島から与那国島に船で行く場合、他の離島航路とは異なりフェリーよなくにだけ石垣離島ターミナルの反対岸から出航するので注意。これは結構初見殺しかもしれない。

このあとは船を乗り継いで有人島最南端、波照間島に向かう旅が待っている。

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コメント

“【フェリーよなくに】揺れると噂のフェリーよなくに、リベンジ乗船記” への2件のフィードバック

  1. […] 石垣島からの様々な航路が発着する、石垣離島ターミナル。石垣島からほど近い竹富島やイリオモテヤマネコで有名な西表島、黒島や小浜島、鳩間島など、数々の二次離島への玄関口となるのがこのターミナルだ。ターミナルの対岸からは日本最西端・与那国島へのフェリーも出航する、賑わいのある港である。 […]

  2. […] 石垣港に入港。同じ港には、先日乗船したフェリーよなくにの姿もあった。それにしても今回の船旅はかなり格別なものだった。それなりに船には乗ってきたほうだと思うが、今までの航路の中でも指折りのすばらしさがフェリーはてるま2にはあった。南の海をカツオドリと旅する体験はなかなか味わえない。みなさんも波照間島に行く機会があれば、ぜひ貨客船の利用を検討してみてはいかがだろうか。ちなみに今回は天候に恵まれ揺れは小さかったが、それでも多少は揺れる船だ。アネロンなど酔い止めを準備してからの乗船をお勧めする。 […]

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